福岡で福祉車両だけを取り扱う専門店
     

タント固定装置不動 その②

今回もタント固定装置不動車です。

スイッチを押してもうんともすんとも言わない、動かない!

この固定装置も水が入った形跡があり錆、ホコリ、ゴミなどがあり

先ずは、清掃から。

それでは点検開始です。

  1. スイッチ迄電圧が来ているのか確認
  2. 固定装置まで電圧が来ているのか確認
  3. モータ迄電圧が来ているのか確認
  4. リレーは大丈夫か?

等、確認開始!

①スイッチOK

②固定装置までOK!

③モータ単体に電圧をかけると回り出すのでOK!ここで、カプラーを繋げてスイッチを押して確認。

ROOKスイッチには電圧が掛かっている。UNIROOKを押して、ん?

掛かっていない。

どこかでハーネスの断線?リレー不良?

調べていくと、リレーに入っているハーネスの断線が見つかりました。

リレーも水でダメになっているので交換し修理完了です。

こんなことが無いように、車検毎の福祉装置点検は絶対おすすめします。

利用者様を移乗させて降ろすときに降ろせないと固定ベルトを切断しないと降ろせなくなりますので気を付けましょう。