2022年4月2日
今回の作業は20年キャラバンのフラッパーの戻りが悪い修理です。
この作業もお客さんの待ち作業だったので写真が少ないです。
一部作業した車両と違う写真があります(汗)
この戻りの悪い症状はキャラバンではよくあり、この症状になる原因は日々の送迎時に良くやる行為が原因です。
それは、車いすを乗せる際にフラッパーが開くのが遅いので足で踏んで早く降ろす行為が原因です。
心当たりのある方は結構いると思います(笑)
↑(写真1)
赤い四角の中に今回の原因の部品があります。
↓(写真2)
分解した写真ですが本来ワイヤーのあるべき場所にワイヤーがありません。ムリにフラッパーを踏んでワイヤーを引っ張り無理な力が取り付けのステーにかかり徐々に曲がり初め最後には写真のように外れてしまいます。(写真3)↓
修理方法としては曲がったステーを元に戻し、ワイヤーを付ければ完了ですがステーやワイヤーの状態によっては部品を交換します。
実は取り付けた後のワイヤーの調整をしっかりしないと普通に使っているうちにまた同じような症状になります。注意です。 写真4↓
自社ではリフターの代車もありますが、極力修理車両をお預かりする時間を短くしたいと考えています。日々の送迎業務はただでさえも大変な業務でその業務に使う車両が使い慣れない車だと事故やヒヤリハットが増えてしまいます。そのリスクを少しでも減らす為お客様の時間の都合がつくのなら、その場での作業をさせて頂いてます。まず福祉装置で困ったことがあればどんなことでも結構なんでお問合せ下さい!必ず何とかします(笑)