久しぶりに整備情報をお伝えします。今回は20年式セレナのスロープタイプ車いす2台積みのウィンチベルトの不具合修理です。
突然分解をした写真ですいません(汗)
久しぶりだったので分解前の写真を取り忘れました(笑)
こちらの車両は熊本で介護タクシーをされているお客様で熊本の修理工場さんに持ち込んだのですが
どうしても治らずわざわざ久留米まで来てくださいました!
症状はベルトを巻取りは出来るがベルトを伸ばす事が出来ないとのことでした。
まずは分解し中を点検。見た目は故障個所が無く色々調べていくと電気系の症状と分かりました。
そして各部を点検し右のモーターのカプラーを点検するとここで接触不良を起こしていました。
↓写真の赤丸です。
カプラーを点検接触不良改善の処理をし作動点検したところ問題なく動きました!で、点検しているときから気になる点が・・・・・。
左右モーターの回転軸に!↓写真参照
びっしり毛糸が巻きついてる!!特に左が酷い!
作動点検しているときに巻取りの左右バランスが悪く特に左が右にくらべ巻き取りと伸ばしのスピードが遅かったのです。
その原因が毛糸の巻き付きでした。右は難なく取れましたが左はかなりしつこく巻きついてます。
地味ーに取っていきます。↓
やっと全て外れました!
組付けをして点検したところウィンチの動きがとてもスムーズで左右均等に巻取り巻き上げが出来るようになりました。どの修理工場でも治せなかったのがすぐに治り、今まで使ってた時よりウィンチの調子が良くなったと、わざわざ久留米まで来て良かったと、とても喜んで頂きました!
介護タクシーをされてて、なかなか福祉装置の点検が出せないとおしゃってましたが、今回の修理をきっかけに定期的に点検に出し、このようなトラブルが起きないようにされるとおっしゃってました。日頃の点検で故障を少なくし部品の寿命を延ばすことが出来ます。全ての福祉装置の点検整備、そして修理までたすかるではすぐにご対応させて頂きます。最短の時間で作業を行い適正な料金で作業させて頂きます。今お乗りの福祉車両でお困りなことがございましたらご連絡ください!必ず解決致します。これからもよろしくお願いします!