福岡で福祉車両だけを取り扱う専門店
     

NV350キャラバンの「プラットホームが完全に格納しない」

今回は、日産 NV350キャラバンの「プラットホームが完全に格納しない」という依頼です。
施設で利用者様を降ろした後リフトを格納しようとしたらプラットホームが途中で止まってしまったとの事。

現場に向かい点検するも原因が分からず、お持ち帰り(^_^;)

早速プラットホームを点検。
カバーなどを外し、まずは動きを確認。

プラットホームを出す方は問題なく動きますが格納となると完全格納まで残り20センチのところで「バリバリッ」と音がして止まります。
プラットホームに何か挟まっていないかと確認しますが特になにもないなっ・・・・・ん?

プラットホーム左側の配線の束が変な形に!!

通常なら戦車のキャタピラみたいなカバーできれいに動くのですが!!

 

カバーがバキバキに割れていますっ!

これ!ですね!原因は\(^o^)/

 

 

通常ならプラットホームの隙間に入りこんでおり、こんなことが起きないので、自分なりに原因を考えます。🤔

古い車でもないし(H25で走行距離6万㌔)劣化とは考えにくく、一番合点がいくのが外部からの力!?呪い(笑)

何か物が挟まりカバーを破損させ、使っているうちに破片が挟まりそれがストッパーの役目をし動かなくなったもではないかと。

念のためお客様に詳しくヒヤリング、なんとなく「何か挟みませんでしたか?」と問うと、少し沈黙が。

「ドライバーさんが車椅子を固定するベルト(ラッシングベルト)を挟んでグイグイ動かしていたと・・・」これ!ですね!

 

原因が分かってよかったです。

 

ドライバーさんも、もう少し車に愛情を持って日々使っていただけたらこんなことが起きず無駄なお金を使わずに済んだ案件でした。

 

 

福祉車両の装置は利用者様の命を守るものです。日々の扱い方で凶器にもなります。
少しでも何か違和感を感じたり、おかしいな?と思ったときは無理せずまず点検をしましょう!

 

どんな些細なことでも結構なのであれっ?と思ったらたすかるに電話くださいね!すぐに対応いたします。